フィンテックを具体的に利用するには製品ユーザーになることから3 ストライプ

ストライプもペイオニアも世界中のどこの企業や人とも決済できるようにするという目的は同じです。違いは、ペイオニアは必要な基本的な機能はあらかじめ用意されている。作りやすいけどユーザーが作り込める部分は特にない。それに対して、ストライプは、世界中のどことでも決済するためのAPI(Application Programu Interface)を提供することでその目的を達成しようとしていることです。

ストライプのHPは https://stripe.com/jp です。

 

 

一般的な知識は当然企業のHPの方がわかります。
ここではストライプに関する私の個人的な考察とビジネスチャンスを述べていきます。

ストライプもペイオニアも世界中のどこの企業や人とも決済できるようにするという目的は同じです。

違いは、ペイオニアは必要な基本的な機能はあらかじめ用意されている。作りやすいけどユーザーが作り込める部分は特にない。

それに対して、ストライプは、世界中のどことでも決済するためのAPI(Application Programu Interface)を提供することでその目的を達成しようとしていることです。

WindowsのようなOSも基本的にはこのAPIの集合体です。

ですからストライプはある意味では決済のためのOSを提供しているとも言い換えることができるでしょう。創業者の2人の兄弟は決済を含むソフトウェア開発で特にその決済を組み込むために苦労したことがありました。それで逆にこの機能をAPIとして提供したら、需要が大きいのではと考えました。需要は彼らの予想をはるかに上回りました。
ストライプは未上場のその企業価値は10兆円を突破して、世界最大のユニコーン企業となっています。
『米ストライプ、評価額10兆円超 最大のユニコーン企業に』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN15BK00V10C21A3000000/

ストライプは既にフィンテックの再有望企業となっています。
そして実はweb3から見ても最有力企業あるいは、web3の半分程度は飲み込んでしまうのではないかと私は推測しています。
根拠は
1. ストライプの内部に主要な機能を変更する権限を公開鍵、秘密鍵というweb3や暗号資産の根幹となる技術と同じものが組み込まれていることから、web3と親和性の高い設計がなされていると見受けられること
2. ストライプが扱える米ドル、ユーロ、日本円等の法定通貨にビットコイン、イーサリアム等の暗号資産も扱えるように取り入れることは技術的には現時点でも何ら問題ない設計になっていること。各国の法改正に合わせていつでもスタンバイ可能になっていること。
3. ユーザーから見ると、経済活動のために、法定通貨と暗号資産も同じプラットフォームで同時に便利に扱える方が望ましいこと。

新しい有望なOSが出てきたら、そのOS上で有望なアプリケーションソフトを作ることが大きなビジネスチャンスとなるように、ストライプをうまく使いこなすことが大きなチャンスとなることでしょう。

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