Web3と健康に関係あるサービスも既に検討されています。
病院に電子カルテというものがありますが、これは患者本人が直接アクセスしてみることはできませんね。お医者さんならできるのかもしれませんが。
もし他の病因に移る場合は案内状を書いてもらいますが、封筒の中に入って見ることができないようになっています。
これは自分にとって大切な健康データを自分で管理できたないわけで、本来不合理なことです。
現在はPHRという自分の健康データを自分で細かく管理するための規格が用意されてきています。そのデータは既に5年前にはブロックチェーンで管理する会社もありました。
さらに現代ではアップルウォッチのようなスマートウォッチから24時間、時々刻々ととった心拍数等のデータを蓄積することで健康状態を細かく保存して、分析することもできます。IoTの活用形態の1つですね。
ほとんどの人にとって最大の関心事は身も蓋もない話ですが、お金と健康のふたつであり、しかもいざとなると健康こそが一番大切であることを思い知らされます。
お金で健康が買えるなら、お金持ちならいくらでもお金を払うことでしょう。
アップル社は既に巨大企業になっているのでここからの成長はアップルウォッチによるヘルスケアを大きなビジネスに育てることが大きな候補になっているようです。
PHRは日本では厚生労働省ではなくて経済産業省からガイドラインが提出されています。これから重要度が増していく分野です。ビジネスチャンスにもなれば、自らの健康管理に最新のIT技術を活用するためにも知っておいて損はない分野になっていています。
私はこの分野について数年前から記事を書いています。
『ヘルスケア X ブロックチェーン』
https://kumai.tokyo/2018/07/03/medibloc-tokyo-meetup/
